アジアユースオーケストラ

(8-31-01)
@東京オペラシティ

曲目

『ルスランとリュドミラ』序曲(グリンカの同名オペラより)

ヴァイオリン協奏曲ホ短調 (メンデルスゾーン)

交響曲第8番 ト短調 op.88(ドヴォルザーク)

第1楽章:アレグロ・コン・ブリオ
第2楽章:アダージョ
第3楽章:アレグレット・グラジオーソ
第4楽章:アレグロ・マ・ノン・トロッポ
スラブ舞曲より第3章(同上)

エニグマ(エルガー)


前日の午後6時頃(部活終了後と思われる)、Hrの後輩・たけから急に
「タダ券あるので行きませんか?」
とお誘いが。曲名を言われてもぴんとこなかったけど、「オペラシティ」と いう名前につられた(Clの後輩・レディーはあたしがそうなると確信して いたらしいです。人の心をよーく読める子ね。)ので行くことにしました。

会場に早めに着くと、さまざまな国籍の人がいた。アジアだけに 留まらず、ヨーロッパ系の人も多かったので少し意外に思いました。

あたしたちは全員で9人。terapi-も来るはずだったのに、なぜか来ません でした。うち3人が制服で現れ、確かに高校生の礼装としては正しいけど、 微妙に浮いてました。S席だし。

演奏は、とてもうまかった。安心して聴くことができた。あえて 言うならばホルンがとっても実力派だった。オーボエは、1stはうまかった けど2ndは…。でも、1stと2ndでは吹き方が違うし、ずっと一人でやってきた あたしは2ndの吹き方を知らないから、あまり他人のことは言えません。

このオケのメンバーは、年齢層は15〜25歳。倍率20倍という厳しい オーディションを経て構成されている。出身地は、中国、香港、台湾、 インドネシア、日本、韓国、マレーシア、フィリピン、シンガポール、 タイ、インド、ベトナムと多様です。3週間に及ぶ香港での合宿の後、やはり 3週間の演奏旅行に回る彼ら。そしてこの31日がファイナルステージだった のでした。彼らはこの舞台を終えると、それぞれの街や国に帰って行きます。 もう、会うことはないかもしれません。アジアユースオーケストラの代表兼 音楽監督のポンツィアス氏が上手な日本語でそう述べると、会場からすすり 泣きが起こりました。あたしもこらえるのが精一杯だった。アメリカで 吹奏楽をやっていた頃の経験とオーバーラップして、共感してしまったの です。とてつもなく、あの頃が懐かしくなりませんでした。英語がまだ 十分に話せず、また理解できなかったときも、会話に不自由しなくなった ときも、授業では音楽がいつも変わらず創られ、演奏され続けていました。

273曰く、「音楽に国境はない」。確かにその通りだと思います。言葉が 通じなくても、音楽が彼らのコミュニケーションの手段となるのです。 音楽を愛する心は、どの国も共通です。

終わった後、たけが妙なことを言った。
「703xさん来年オーディション受けて出てくださいよ。で、今日来た みんなをまたS席に招待してください。」
軽い冗談のつもりだったのだろうけど、かなり真に受けた。頑張って みようかな?

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