ACFゴスペルコンサート

(11-03-01)
@ガウチャーメモリアルホール

曲目
☆ACF☆
Jesus Loves You
注がれた愛
御名を掲げて
すべてをあなたに
Oh Happy Day(映画「Sister Act 2」より)

☆KISHIKO☆
Amazing Grace(ハーモニー作曲、KISHIKO編曲)
Jesus Loves Me(ブラッドベリー作曲、KISHIKO編曲)
Love is the Answer(KISHIKO)
Sailing(同上)

☆ACF☆
Joyful, Joyful(映画「Sister Act 2」より)


ACFは、キリスト教主義の学校だからこそあるサークルです。付属高校 時代には、この部活は存在さえ忘れかけられていた幽霊部だったのに、 大学になると会員が多いの何のって。外部生強し(キリスト教推薦がある せいもあるのかしら)。会員でクリスチャンのアツミから招待を受けたので、 行くことにしました。

実は、あんまり内容には期待していませんでした。
「合唱部じゃないのに、学祭でコンサート?ふーん…」
てな感じでした。むしろ、この夏に完成したばかりのガウチャーホールで 開催される、というのに惹かれたという方が大きいかもしれないです。

曇っていてめちゃくちゃ寒い日でした。あたしは超薄着だったため、 死にかけていました。そんな中、やっと入れたホールはとても綺麗でした。 美しいステンドグラスにびびる273。ベンチの通路側に校章が彫られている のを発見して腰を抜かすあたし。どのくらいカネかかってんですかー。席に ついてからも英語の讃美歌集を発見したり何やらあって、コンサートが 始まるまでの長い待ち時間、興奮疲れでぐったりしていました。

最初はACF+短大の合同合唱。ステージ狭しと並ぶメンバーたち。アップ テンポな1曲目を聞いて、あたしは嬉しい期待はずれを味わいました。続く 2曲目も美しいハーモニー。3曲目と4曲目は、有志8人のアカペラ。アツミも その中に入っていました。4曲目の音程が全員揺らぎめでヒヤヒヤしたけど、 みんな相対音感は持ち合わせていると見えて、きれいにまとまりました。 これ、アンサンブルではとても大事なことだと思います。「Oh Happy Day」 は、再び全員のステージ。ソロもコーラスもうまかったです。欲を言えば、 映画の流れを組んで踊ってほしかったですw

KISHIKOさんというのは、本学卒のプロ・ゴスペルシンガー。これまでに アルバムを4枚出している。高等部の礼拝にも一度来たことがあるから覚えて いました。地声が低く、白いドレスシャツを着てさっそうと現れ、内容は 熱く、でも冷静に少々けだるそうに語り、華麗に大胆に弾き、やはり本学の 出身であるピアニストのフジ子・ヘミングとイメージがダブってしかたが ありませんでした。音楽家というか表現家って、タイプが似てくるのかも しれません。ジャンルは違えど、表現対象への愛情は同じだろうから。

最後に「Joyful, Joyful」が歌われました。これは私が高2のとき、 後夜祭にてクラスメートと歌った&踊った思い出の曲です。残念だったのが、 これだけが他の曲に比べて未完成な部分が多かったことです。ラップが あまりうまくなかったし、フレーズの継ぎ目にはメンバーの戸惑いが見え 隠れしていました。でも、全体的には楽しめたので良かったです。

最近ゴスペラーズとかハモネプがはやってるけど、あれを本当の ゴスペルと思い込んでいる人が多いのが非常に残念です。それは信仰のない 日本人だけがやらかすだろう間違いだと思いました。ゴスペルというのは、 英語の「God's Spell(神の言葉)」がなまって「Gospel」となったもの。 17世紀のアメリカは奴隷制の真っ只中。日々の重労働に苦しむ黒人たちは 神に救いを求めて歌ったのです。力強い歌声の原動力は、神から与えられた 愛と赦しを待つ希望。ACF会員の歌声があんなにすばらしかったのも、信仰が あったからだ。感情がこもっていない歌は空虚で説得力に欠けるけれど、 彼らの歌は神への感謝と愛に満ちていました。ACFに栄えあれ。

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