オーボエ協奏曲K.370

W.A.モーツァルト
オーボエ四重奏K.370(K.368b)

  1. Allegro
  2. Adagio
  3. Rondeau

方々に才能を示したモーツァルト。
彼の室内楽曲の中では、1本の管楽器(フルートやオーボエ)をメインと した四重奏が顕著です。これらは推敲を重ねたわけではなく、収入のため だったり、お遊びのために作られたものが多いようです。

このオーボエ四重奏はいつ作られたかわかっていません。原譜に書き 残された日付は「ミュンヘンで 1781年」となっていますが、これは モーツァルトの筆跡ではないのです。
1781年1月というのが妥当な推定です。

この四重奏は当時のNo.1オーボエ奏者 フリードリヒ・ラムのために 書かれたものです。あまりに技巧を要するため、ラムくらいでなければ 吹けない感があったみたいです。今では楽器の改良・優れた技術を持つ 演奏家が増えて、コンサートで聴くことができるようになりました。

ちなみにチェロのパートは曖昧に「Basso」と書き表されており、 もしかしたらモーツァルトがここにチェロではなくコントラバスを当てて いたかもしれないとのことです。今となっては謎ですが…。


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