ベトナム旅行4日目午前

朝5h48に自然起床。最終日、気を抜かずに行こう。

朝食は6h45、Iさん夫妻とロビーで待ち合わせて。シリアル、スクランブルエッグ、 ハム、ベークドビーンズ、中華風ささみ、生野菜(もう恐れず食べてる)、ピーチジュース、 ヨーグルト、紅茶。
Iさんたちの犬の話をした。柴の雑種1匹とヨーキーの双子の3匹を飼って いるそう。写真も見せてくれた。ベトナムの北部で首都のハノイでは犬肉を食べると聞いて 奥さんは初日「やだわ〜」を連発していたが、確かに愛犬家にとっては心穏やかではない。
お酒に強いという高知の芸者さんの話までされた。「かけつけ3杯」は、その場に居合わせた 客の人数×3のノルマを1人ずつ飲まされるというルールらしく、それがないと宴会が 始まらないらしい。そのおちょこには穴が開いていて、持ってないとこぼれるから飲まなきゃ いけないんだって。旦那さんはこれでぶっ倒れたらしい。仕事だったので無意識に廊下まで 這って行ってから。うける。ベトナムに関係ないし。

7h30頃部屋に戻る。これから日本人と半日も会話できない。しかも知らないガイドさんが 来る。ドキドキだ。部屋を片付けてたら電話のメッセージランプが赤く点滅していた。ボイス メモではなく、オペレーターに問い合わせるものだった。ママが電話するよう伝言したとの こと。昨日メールしたのに、見てないんだ…。すぐ電話。
「ホテルの人もママも、お互い英語が第2外国語だから変な会話でねぇ。伝わったかどうか 心配だったんだけど」
と言いつつ、声を聞かせたら安心してた。


8h30にロビーへ降りると、アメリカにいたときESLで1年お世話になったT先生に似た 人が声をかけてきた。T先生は日本人なのにこっち系の顔だった。今日の半日観光のガイド さん、ニャーさん(ナャアという感じの発音だけど、再現できなかった)。優しそうな おばちゃんなのでほっとする。でもサウさんほど日本語はできないようだ。

ホテル前に微妙な紅色の車が止まる。お買い物のためにドライバーとガイドを一人占め って、何て贅沢なんだろうね。人件費が安いのね…。2人の会話はベトナム語だから何を 言っているか全くわからないけど、ドライバーは聞き取りにくい声で話す。ニャーさんは 歌うようにしゃべる。サウさんは怒ったように話す人だった。日本の若者は洋楽を言葉と してでなく音としてだけ聴くって言うでしょ、あの感覚がわかった。

アオザイを作りたいと言ったら、最初に行くお店ですぐ申し込めば今夜までには出来る と言われる。em emは一昨日かんざしとティーコゼを買ったお店。こじんまりと したお店の2階にオーダーメイド部屋が。アオザイ風ワンピースを作ってもらうことにした。 ガイドブックの写真を指して、ニャーさんに通訳してもらう。スリーサイズ、首周り、 腕周り、首から胸までを計り、生地を選んで待つ。本に載っている写真のように膝上だと 生地の刺繍が途中で切れちゃうから、と言われたので、膝下にした上、両側にスリットを 入れてもらうことにした。$50ぴったしならまぁお得なのでは、と思う。18hにホテルの部屋に 届けてくれるんだって。

ニャーさんはどこのお店に入ってもにこやかに店員さんに挨拶し、座って話をする。 その間にあたしはお店を見て回るのだが、微妙に気を遣った。ドンコイ通り一の広さを誇る Authentiqueはインテリア・ファッション小物が充実。普通の店ではだーっと積み重ねられて いるような刺繍製品が、一枚一枚きっちり並べられているのはさすが。ママに木を薄く削った 紙でできたカードと封筒のセットを3000VNDで買う。押し花がきれい。CoCoでは民芸品や お土産をくるっと見る。井草のマスコット容器がめちゃかわいいけど、他の店にもあった。 そして帰国して100均で見たときには、買って来なくて良かったと心から思ったよ…。 TOMBOではマチのないカラフルトートバッグ$8と、ベトナムコーヒーと蓮茶のミニパック それぞれ$1を3つずつ買った。


街角の木の幹の下の方が白いペンキが塗られてる。害虫避けなど色々な説がありつつも 真相は不明だとか。
だんだん調子づいてきた。トンタットティエップ通り辺りへ移動。GAYAに惚れ込んだ! フローリングの広い店内に、モダンなお部屋作りにぴったりなシックな家具やインテリア。 お値段もそこそこ張ってたけど、借金でもして日本に買って帰りたいとか思った。実行 できなかったけど。SAIGON KITCHはめちゃくちゃポップで楽しいけど、ずっと見てると 目がちかちかするくらいカラフルなの。壁がオレンジなのが圧迫感の原因かな。CELADON GREENはそら豆色のベトナム青磁がきれい。白黒ぱっきりした店内に薄緑が映える コーディネートに、至るところに置かれたジャスミンの花輪から漂う香りが爽やかさを 引き立ててる。陶器は重いしたくさん買えないから、1つだけあったおちょこ$2をパパの お土産に。

ビルの2階に入っているIROIROは、店名からもわかるようにオーナーが日本人。朝 早かったので、店員3人全員があたしについて回ることに。年長の店員さんはすごく日本語が 上手くて、色々訊けた。ここで少数民族ターイ族の織物の巾着を6枚各$1、ターイ族ポーチに 入ったベトナムコーヒーセット$5、弟にシクロのピンバッヂ$2、ピラミッド型で持ち手を 結んで閉じる、着物にも合いそうなバッグ$18、計$31。ドルが$23しか残ってなくて慌てて いると、ドンと合わせて払ってもいいそうだ。1ドル=110円=15700ドン、と書いてある 換算早見表をもらえた。$23と、残りの$8分は125600VND。便利だなぁと思った。

「店員さんはみんな若いですね」
と思ったことを口にしたら、ほとんどがアルバイトの学生なのだそう。道理であたしよりも 年下っぽい子までいるんだ、と納得した。学校は午前だけか午後だけ、とサウさんが言ってた ことも思い出した。みんな良く勉強して良く働くんだって。偉い。


2時間くらい歩いていて軽く疲れたので、FANNYに連れて行ってもらった。このアイス クリーム屋さんはどのツアーパンフにもガイドブックにも載っていたから、一度来たかった の!黄色い壁のコロニアル調の外観もアイスクリームもとってもかわいいお店。
「ここのアイスクリーム自然のものしか使ってない。いいですよ」
とニャーさん。しかし彼女はあたしを席に案内すると、1人で外に座って水飲んでた。 何なんだ。気を取り直してメニューを見ると、どれもかわいくて感動!定番・シクロの形を したのが食べたかったけど、昼ごはん前だからちょっとにしておこうと思って別のを頼んだ。 それが、これ。ミツバチアイスだよー。15000VND。顔はマンゴーのシャーベット、胴体が 半切りのバナナにチョコをしましまになるようにかけたもの(写真、上から写したら 良かったなぁ)、羽根は薄いゴーフル、触角は…何かのフルーツ。この鮮やかさと甘さは ドラゴンフルーツの皮かと思ったけど、皮食べたことないし違うかも。しばらく感動して 眺めてたら溶けてきたので、急いで食べた。ただ店員さんが無口で感じ悪かったのが残念。


今度はパスター通り、レタントン通り周辺へ移動。訪れた店は、大人っぽいMozaique。 フランスとベトナムのテイストが融合したS×Sでは白人のすらりとしたマダムが試着中。 Thiepにはリネンや子供服やベビー用品がいっぱい。日本人に大人気のZakka、ここは雑誌や パンフレットでも大々的に宣伝されてて、実力も知名度もピカイチ。Ma Enaは日本で着ても おかしくないくらいの程良いアジアテイストがかわいい洋服いっぱい。何か欲しかったけど お金が足りなかった…。置いてあった刺繍ハンカチを手に取って広げて見てたら店員に 取り上げられて目の前で畳み直されたのはMG decoration。アジアンモダンな雰囲気に ぴったりのハイセンスな店だったけど、店員もタカビー?TROPICでは、パパのお土産に 新年用のワインボトルカバー$2を買った。Bonne Annee(フランス語で「新年おめでとう」) という文字と、ホタルが刺繍されている。日本の雑誌でも取り上げられた日本語オーダー メード可能なビーズアクセサリー屋・NGOC TRAIでは、店の奥で日本人観光客が「うん、 ピンクがいいなー」とか注文してた。写真はNGOC TRAIにあったアオザイとネックレス。 ぎっしり重い豪華なビーズネックレスが欲しいよぅ。でもこれ、$100もしてた…。


昼ご飯にフォーが食べたいといったら、Pho24というチェーン店を紹介された。ニャー さん曰く、
「この24の意味は、24種類のスパイス、24時間オープン。味の素使ってなくて安心よ、 おいしいよー。」
…固有名詞出しちゃだめじゃん。行こうと思ったら、
「アオザイツアーデスクで待ってます」と言う。ついて来てくれないの?先ほどのファニーと いい、結構放置主義っぽい。通常は2人でさんかするツアーだからかなぁ。

店は昼だから激混みで少し待たされた上、店員がベトナム語しかしゃべらない!メニュー には英語も併記されてたけど、通じないとなったら仕方がないので身振り手振りで コミュニケーションすることになる。フォーガーとアイスティー(氷抜き)を注文した。 ベトナムの屋台おやつ・孵化しかけの卵を茹でたやつとかも書いてあったけど、試す勇気が なかった。
フォーは出てくるのが早かった。盛り合わせの生野菜のプレートが別に出たけど、念のため 手をつけなかった。食べてたら、ベトナム人のショップ店員ぽい女の人が相席になる。 気まずいので会話なし。残念だね。

30分くらいで出れると踏んでいたけど、猫舌なのとお茶が最後まで出なかったのと、 お勘定に店員さんを呼びとめられなかったのでもっとかかった。お勘定を頼んだときに 「やっべ忘れてた!」って感じでお茶をどんって置かれて、ちょっとへこんだ。おーい、 氷ばっちし入ってるよ。フォーは2万4000VND、アイス蓮茶は3000VND、おしぼり代1000VND。 おしぼりは使っても使わなくても1000VND取られるという、まぁテーブルチャージみたいな ものかな?石鹸みたいな匂いがきつくてあまり好きじゃない。フォーは薄味で、 おいしかったかもしれないけどやきもきしてて半分くらい味がわかんなかったなぁ。 待ち合わせにも5分遅れちゃったよ。

車の中で、
「さっきのお店で飲み物に氷が入っていたので、溶ける前に急いで一気飲みしました」
と報告したら、
「屋台とかのは怖いけどああいう外国人も来るようなお店は氷きれいよー。大丈夫よー」
と言われた。そういうのはその場にいて言ってほしかったね。確かに清潔なお店だったけど。

Nov.2, 2004


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