背中になぞってみせたラブレター
「修平さーん。これ落としました!」
「?あぁ、すまない。」
九番隊の隊舎のなかに、の姿があった。
確か、こいつ他の隊だったよな?
は院生時代の俺の後輩で、つい最近死神になったと聞いた。
「修平さん、ハイこれ。落としたらダメっすよ」
「あぁ、気おつける」
が拾ったのは、封筒に包まれた手紙だった。
・・・これ、俺持ってたっけ?
少し疑問に思いながらも、から封筒を受け取った。
「じゃあ、またな。死神の仕事がんばれよ」
「ハイ!・・・・あ!修平さん、ちょっと待って!」
「なんだ?」
クルリと後ろを振り返えろうとしたが、にガシっと腕を掴まれて
後ろを向けないようになった。
「な、なんだ?」
「後ろ向いたらダメです。絶対に後ろ向かないでください!」
「おう・・・」
は背中越しから、必死に話してることがわかった。
なんだ?
どうしたんだ?
さっぱりの行動がわからずにいると
はゆっくりと息を吸って自分を落ち着かせてるようだった。
「修平さん!」
「なんだ?」
「今から、書くこと・・・心の中で読んでください////」
「書く?」
話の意図がつかめずにいたら
は、人差し指でそっと俺の背中に何かを書き始めた。
・・・くすぐったい。
何を書いてるんだ?
の指は少し震えていたのがわかった。
ゆっくりと、ゆっくりと2文字を俺の背中に書いた。
「!」
「終わりました。もう後ろ向いていいです。
・・・あの、これがあたしの気持ちです!そ、それでは、失礼します////」
「おい、!」
後ろを振り返ると、もう彼女は走ってどこかへ行ってしまった。
俺は呆然とその場に立ち尽くしていたら、突然顔が赤くなった。
アイツ・・・・・
背中越しに、告白しやがって。
は背中に書いた文字は
「 す き 」
っとシンプルに伝えてきた。
そのことを思い出すだけで、また顔が赤くなる。
・・・・アイツ、俺の答えも無視して行ってしまったな。
おまえが先に告白したなら、次は・・・俺からしないとな。
もちろん、の答えは「Yes」だ。
「らしいな・・・。これもラブレターなんだろ、」
落ちた手紙を見て、クスっと微笑んで
珍しく俺は浮かれて、執務室に戻った。
END
(久々に修平さんの夢を書きました。意外と短いです)
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