コティングリーS
組み立て方説明ページ

このページではレジン製組み立てドールキット「コティングリーS」の組み立て方や注意点を紹介いたします。
作品自体の紹介は別ページのこちらにて詳しく紹介しています。

キットをお求めの方はありがとうございます。
キットの組み立て方は紙に印刷すると数ページに及んでしまいますので、
こちらのページを参照して下さい

キットのご購入をお考えの方はこのページをお読みになって、
組み立て難易度を予想し、ご検討下さい。

フル可動レジン製ガレージキットとしては平均的な組み立て難易度だとは思いますが、
ガンプラ等に比べると、作り手の感覚や経験に頼る部分も多い、
組み立て難易度の高いキットとなっております。

また、このページに掲載されている写真はキットのテストショットを使って撮影しているので、
未販売の成型色やパーツ形状に若干の違いがありますので、ご了承下さい。




■キットの組み立てに必要な工具■

よく切れるニッパー
ゲート部分の切断、ビニールチューブの切断

デザインナイフ
ゲート跡の削り取り、カンナがけによるパーティングライン消し

ピンバイス-0.7/1.0/1.5/2.0/3.0mm刃
ネジ穴等の穴あけ

精密ドライバー
100均で手に入るもので十分です

瞬間接着剤
各部接着用、極細ノズルがあるとなおよし

爪楊枝
先端に瞬間接着剤をつけて使い、接着剤の過剰塗布を防ぎます

瞬間接着剤用硬化促進剤
一吹きすると瞬着が一瞬で固まります
あると組み立てに必須レベルで大変便利

写真忘れちゃったのですが、ラジオペンチと、お好みでヤスリの類もあるといいかも。
後半で改めて紹介しますが、お顔のメイク用に+α必要な物があります。




■レジン製パーツ一覧■

全35パーツ

キットにはこれらのパーツの他に、予備パーツが沢山付属します。
これは組み立ての練習用、磨耗時の保守用、製造時の不良部品の保険用の3つの意味があります。

もし心配なら、バリや気泡の入った部品を練習に使い、
本番は「選別」した部品をお使い下さい。

また、基準以下の品質の部品は梱包時に弾いていますが、
個人手流しのキットなので若干の気泡等は商品仕様ですのでご容赦下さい。
最低1体が組めればキットの内容を満たしております。




■特殊パーツ一覧■

全24パーツ

シリコン〇大×2 シリコン〇中×2 シリコン〇小×4

ネジ長×2 ネジ短×4

マップピン×2

アイビーズ×4(ランダムカラー) ネオジム磁石×2

ビニールチューブ太×1 ビニルチューブ細×1(写真に入れ忘れてます)

若干の予備も同梱していますが、紛失に気を付けて下さい。
ビニールチューブに関しても、やりくりに気をつけて下さい。




■腕の組み立て■

写真が片腕分のパーツです。

上腕はゲートが横についており、下側に「フチ」があります。
手首以外に左右の区別はありません。




ニッパーである程度ゲートを落としたら、
デザインナイフ及びヤスリ等できれいに整形して下さい。




腕のパーツの整形が終わった状態です。




上腕と下腕に穴を開けます。

ピンバイス使用時のセオリーとして、
まず1mmドリル刃でガイド穴を開け、仕上げで3mmのドリル刃で穴を拡張して下さい。
いきなり3mmで開けようとすると、中心がずれて取り返しがつかなくなります。
また、以降の工程でも穴開け時は、開けるパーツの面に対して直角にドリル刃をつき立てて下さい。

上腕は中心にガイドの凹みがありますのでそれに従い、
下腕はガイド穴がありませんので、真ん中に当たりをつけて3mmで穴開けして下さい。

穴の深さですが、ぎりぎり貫通しない深さの限界まで開けて下さい。
逆側(コの字の奥面)から見て、ドリル刃がレジンごしにうっすら見えたらストップです。




ビニールチューブ細を3mmと4mmに切り出し、
3mmを上腕、4mmを下腕内部に接着します。

瞬間接着剤は直接流し込まずに、
爪楊枝の先に少しつけたものを隙間に流し込んで下さい。
あまり接着剤を付け過ぎるとビニールチューブの柔軟性が損なわれ、
関節の保持に支障がでますので、程ほどで大丈夫です。




次に上腕と下腕の横側のガイド凹みに従い、0.7mmで穴開け。
片側から開けたら反対側まで貫通せずに、改めて逆側から開けて下さい。

関節部パーツはシリコン〇小と一緒に円中心部に1mmで穴開け。
この関節部パーツはバリが結構出てしまっているので、
選別してバリのないパーツを使うか、バリの厚みの分削って調整して下さい。




下ごしらえしたパーツを滑り込ませるように合体させます。
この時、先に開けた穴が全て一直線になる事を意識して下さい。




ネジ小を精密ドライバーでねじ込みます。
最初は入りにくいので指先でつまんで数回転させるのがコツです。

パーツの順番はネジ頭側から、
ネジ差込方向→腕パーツ−シリコン〇小−関節パーツ−腕パーツとなります。




コレで関節部の完成です。
ネジは締めすぎないように、ネジ頭とは逆側が少し出ているぐらいがちょうどいいです。




失敗例。

ピンバイスで開けた穴とは関係なしに、ネジが飛び出してきちゃいました。
ネジ先がどちらを向いているか注意しながら締めて下さい。




ジョイントさせて片腕の完成です。

3箇所の丸棒部分は長かったり太過ぎたりする場合があるので、
削ったりして調整して下さい。

逆に細すぎて緩い場合は、
軸に瞬間接着剤を少量塗布し、促進スプレーで硬化させて太らせて下さい。

これをもう片腕分繰り返して下さい。




■脚の組み立て■

腕の時と同じように脚を組みます。

左が未整形、右が整形後です。

足首以外に左右の違いはありません。
ヒザパーツも左右共通です。




股関節部分に使うマップピンを加工します。
まず根元から45度程度曲げ、針先の方を若干曲げます。

画鋲ですので鋭いです。
扱いには注意して下さい。




もも上部パーツに軸パーツでふたをします。

注意点として軸パーツはもも上部パーツに対して垂直にして下さい。
軸パーツは奥に入れ過ぎず、基部がもも上部パーツとフラットになるようにして下さい。




内部の軸パーツのお皿にシリコン〇中を置き、
マップピンの頭をパチンとはめ込みます。

針先を動かし、程よい渋みがあれば完成です。

ゆるゆるの場合は針先をラジオペンチでしっかりとつかみマップピンをはずした後、
内部の軸パーツのお皿に瞬間接着剤を塗布し、高さをかせいで下さい。

ただ、マップピンは針先をいじり過ぎると頭と分離してしまうので、
その場合は、予備部品で対応して下さい。




ヒザ部分のパーツに5mmに切ったビニールチューブ太をはめ込み接着します。




足首にネオジム磁石を入れてスネパーツを接着します。

この時、右写真のように隙間が出来るようであれば接着の前に、
赤丸のスネのはめ込み部分を削って、ネオジム磁石との干渉を避けてください。

磁石は左右の脚で逆の極になる様に組み付けて下さい。
(片足の底面がS極ならもう片足の底面はN極に)

また、スネパーツには前後があります。
青丸の部分で前後を見分けて下さい。




腕の時と同じ要領で、スネには1.5mmの穴、
ヒザとシリコン丸大には2mmの穴を開けます。

スネ、ヒザ、シリコン〇大を組み合わせてネジ大で締め込みます。




股関節部分とそれ以外をジョイントし片脚の完成です。

モモ上部パーツとヒザ以下のパーツの差し込みも、
腕の時と同じに軸の差し込みの渋みを調節して下さい。

ネジ頭は足の内側に来る様にとめると、
完成時に目立ちにくいです。

もう片脚も同じように制作して下さい。




■体の組み立て■

続いてボディです。
左が未整形、右が整形後です。

このパーツは予備が付属せず、目立つ部分ですので気をつけて制作して下さい。
腕と脚に比べたら製作難易度は低いです。




肩はガイド穴に従い3mmの穴を深さ5mmで開けて下さい。

パーツに対して垂直に穴を開けると、
腕パーツを取り付けた時に若干胸をはる様な感じで穴が開くはずです。
穴開け後、5mmに切ったビニールチューブ細を接着。

股関節は0.7mmの穴を深さ9mm程開けて下さい。




まず股関節から差し込みます。

マップピンの加工時に針先の方を若干曲げましたが、
それが差込の渋みになります。

すぐ抜けてしまう場合は曲げを強くするか、
穴に瞬間接着剤を流し込んでから針先を差し込んで下さい。

肩は軸の太さと長さの調整に気をつけながら差し込んで下さい。




お疲れ様です(^ー^)v

問題なく工程を終えれれば妖精のボディが完成しているはずです。

各部を動かしおかしな部分があれば、
予備パーツを使って差し替える等して調整して下さい。




■頭の組み立て■

最後に頭部です。
後頭部パーツはケモミミ取り付け用のガイド穴の位置違いで2種付属します。




ビニールチューブ太を4mmの長さで切断し、更に約30度分を切り取ります。
残りの約330度分を首パーツの内側に接着します。

予備のマップピンを内側に差し込みながら瞬着を流し込むと作業がしやすいと思います。
マップピンと塩ビパイプ太を接着してしまわないように注意。

先に完成した胴体とジョイントし、程よい渋みがあるかどうか確認しながら作業を進めて下さい。
ゆるかったりきつすぎたりする場合は、切り取る度数を調節して下さい。




続いて後頭部に首パーツをはめ込み、瞬着を流し込みます。




おでこ部分に5mmに切断したビニールチューブ太を接着して下さい。

更にガイド凹みを参考に3mmの穴を5mmの深さで開けて、
5mmに切断した塩ビパイプ細を穴に接着して下さい。




前髪パーツの丸棒部分はおでこに差し込む大事な部分ですので、
支障のない様に整形して下さい。




ケモミミは3種類付属します。

先っぽの丸棒はゲートですが、
根元の丸棒は後頭部パーツへの差込部分ですので、切断しないように。




■顔の組み立て■

いよいよ最終工程です。

顔は3種類付属します。

のっぺらはアイペイントや市販のデカール等を使ってお好みでお楽しみ下さい。
ただ、離型剤の洗浄や、プライマーでの下地処理が必要かと思います。

今回はアイホールのあるものを加工していきます。




まず、目の周りにバリがついていますので、
デザインナイフやヤスリ等できれいにしてあげて下さい。

最もパーツの薄い部分なので気を付けて加工して下さい。




これぐらいきれいになればOKです。

サイズが小さいので失敗してもあまり目立たないのと、
後述のメイクのアイラインでごまかす手もあります。




裏側はこんな感じ。




続いてメイクを施します。

オススメはガンダムマーカースミ入れ用ブラウンです。
失敗してもMr.ペイントリムーバーなどでふき取れますし、
当キットに最適な細さの線が引けます。

ただ、にじみやすいので、メイク後のおさわりは禁止です。




■作例■

お好きな様にメイクしてあげて下さい。





ケモ寄りにしてみたり、不機嫌顔にしてみたり。




キットにはビーズが付属しているので、
気分で目の色を変えてあげて下さい。
取り付け時はビーズ穴が表面に出でない様に気をつけて下さい。

顔パーツへの固定は、ひっつきむし、スポンジタイプの両面テープ、
単純に丸めたティッシュを目の裏に押し込むだけでもOKです。




頭を体に乗せて完成です!!




■追加補足・1■

手首、ケモミミパーツの差込軸を追ってしまった場合の対処方法です。

折れた軸を削り取り、軸のあった場所に2mmの穴を開けます。
爪楊枝を差込み瞬着を流し込み、適当な長さに切ればリカバー出来ます。




■追加補足・2■

ビニールチューブの加工について。

何mmに切ったビニールチューブを接着しろとの工程が何箇所かありますが、
なかなか狙い通りの長さに切るのは難しかったりします。

そこで、未切断のチューブを穴に差し込み先に接着し、
ニッパーやデザインナイフで切断する方法も有効です。




■追加補足・3■

ネジのとめ方向について。

ネジ頭は目立たない様に裏側や内側に来るようにして下さい。
上腕、下腕は組み立て後も回転させて方向を変えられますが、
ヒザはそうはいかないので、特に気をつけて下さい。


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